UQモバイルのSIMにてiOSをアップデートしたら、海外で買ったスマホ(iPhone)が圏外になり使用不可になった件
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UQモバイルのSIMにてiOSをアップデートしたら、海外で買ったスマホ(iPhone)が圏外になりモバイルデータ通信が使用できなくなった
シンガポールやタイ、フィリピン、中国やベトナムといった海外でスマートフォン(アンドロイド、iPhone)を購入して、日本で使っている方も多いと思います。
最近では、ドコモやソフトバンク、auといった大手の携帯電話会社よりも、楽天モバイルやUQモバイルといった格安携帯電話(MVNO)をインターネット上で契約申し込みの手続きをして、SIMを郵送で自宅へ送ってもらう方がいちいち店頭に行く必要もなく、また店頭で自分のスマホの中身を見られたりすることもないので、インターネット経由で申し込んでいる方も多いと思います。
ちなみにネットで申し込む場合
価格.com経由で申込むと事務手数料が無料
例えば価格.com経由とかで申し込めば、通信キャリアにもよりますが、初期費用である事務手数料3000円〜3500円位が無料になったりしますので、時間的に余裕があれば店頭に行くよりも安くSIMを購入することはできます。
手軽さと安さを考えたら、やっぱりインターネットで購入してしまいます。
私もそんな感じでネットで申し込みをしました。
しかしながら落とし穴、問題点もあります。
ネットでのSIM購入は動作確認ができない
ネットでのSIM購入は店頭での購入と違い、動作確認ができないので、スマホのSIMが届くまできちんと動くかどうかがわかりません。
例えば、UQモバイルの場合は、海外で購入したスマートフォンの動作確認を行っていないため、使えないケースがあります。
ホームページ上にも、その注意書きがあるのですが、一度ワナに落ちないとなかなか気づくことができません!
私の場合
海外で購入したiPhone 7にUQモバイルをSIMを入れてもLTEが使えなかった
私は以前フィリピンで購入したiPhone 7にUQモバイルのSIMカードを入れて使おうと思い、UQモバイルのSIM到着後、何度もSIMを入れたり抜いたり、正しいプロファイルを入れ直しましたが、動作しませんでした。
いわゆる圏外、つまりモバイルデータ通信が使用不可の状態です。
そのためiPhone 7での使用を諦めて、たまたまもう1台でシンガポールで買ったiPhone 8にUQモバイルのSIMカードを入れてみたところ、iPhone 8のほうは正常に動作しました。
ですのでメインで使っていたiPhone 7のデータを全てiPhone 8へ移して、この1年間問題なく使っていました。
しかしながら!
iOS13.3アップデート後にUQモバイルのSIMが海外で買ったスマホで動作しなくなった
12月の上旬にiOS 13.3がリリースされましたが、私はアプリで不具合が起こると嫌なので、最新版のiOSにすぐにアップデートをしないようにしており、自動アップデートのスイッチをオフにしていました。
そのため、12月上旬のiOS 13.3リリース後でもUQモバイルのSIMカードの不具合に気づきませんでした。
しかしながら2020年1月4日になると自動アップデートをオフにしているにもかかわらず、iPhoneが勝手にiOSのアップデートを夜中に行ってしまいました💦
翌日の1月5日、朝目覚めると、4G(LTE)の表示が消えていることに気づきました。
ネットで調べると、「iOS 13.3にアップデートすると、海外でスマートフォンを購入した人で、且つ、UQモバイルのSIMを使っている人たちは、スマートフォンで4Gの電波をつかめなくなっていることがすぐに分かりました。
これはヤバいということで、まず行ったのは、昔、使っていたiPhone 5sにUQモバイルのSIMを入れることでした。
iPhone 5sにUQモバイルのSIMを入れても動作しない、使えない・・・
このiPhone 5sは、日本で購入したものなので、UQ MobileのSIMも普通に使えるはずなんですが、なぜか動きません!プロファイルをきちんと入れているにもかかわらず動きません!
フィリピンで買ったiPhone 7の時もそうでしたけど、日本で購入したiPhone 5sすら使えないのかと驚きました!!
仕方ないので、次に行ったことは、手持ちのNECのWi-Fiルーターに入れてみて動作するかを確認してみました。
私が持っているWi-Fiルーターは、NECプラットフォームズ(旧:NECアクセステクニカ)製造のLTEモバイルルータのAtermMR03LN3という機種です。
SIMロックフリーが解除されていないので、一抹の不安がありましたけれども、UQモバイルのnano SIMを、Micro SIMに変換するアダプターをヤマダ電機で購入し、NECのAtermMR03LN3のWIFIルーターに挿してみました。
Micro SIMに変換するアダプターは580円でしたが、価格.com経由でSIMカードを申し込むと、初期手数料である約3500円が無料になるため、まずは急場のぎでWi-FiルーターAtermMR03LN3を使い、3日後位に楽天モバイル等のSIMカードが届いたらそれを使おうという作戦でした。
これでも3000円は節約できますから。
変換アダプターは無事Wi-Fiルーターに挿入ができ、Wi-Fiルーターの設定でAPNをUQモバイルにセットしましたが、不安が的中してやっぱり動きませんでした💦
あとでわかったことですが、NECのAtermMR03LN3のルーターはNTTドコモの回線専用の設定なので、UQモバイルの使用回線であるauの回線には繋げられないことがわかりました。
もしこれがAtermMR04であれば、SIMフリーですし、おそらくつながっていたのだと思います。
Wi-Fiルーターでしのぐ作戦も失敗したので、残るはSIMカードを新しく買い換えるしかありません。
海外スマホ使用者が選ぶべきMVNO会社
ただ買い換えるにしても、海外で購入したスマートフォンが、どこの格安携帯電話会社のSIMカードで動作するかが分りません。
いろいろ調べていくうちに判明したのは、海外で購入したスマートフォンはauの回線では繋がらない可能性が高く、NTTドコモかソフトバンクの回線であれば、繋がるということでした。
そして確証を得たのは、楽天モバイルならばつながる実績があり、もしくはU-mobileかワイモバイルならば大丈夫だろうということでした。
楽天モバイルを選択しました
SIMカードは大体2、3日で届くみたいですけれども、やっぱり一刻も早く欲しいのと、店頭で動作確認をした方が安全だろうということで、初期手数料は掛かりますが、楽天モバイルの店舗に行ってSIMカードを購入しました。
UQモバイルと楽天モバイルの通信スピードを比較すると、低速モードのときのスピードがやっぱりUQモバイルの方が速くて、楽天モバイルの方が遅いと感じました。
しかも楽天モバイルでは高速モードでさえも、0.2Mくらいしか出ないので、顎が外れそうなくらい驚きました。ただ全くつながらないUQモバイルのSIMカードよりは、つながるだけまだマシです。
海外で購入したスマートフォン(スマホ)は、通信可能バンドに注意をすること
ネットで調べてみると、意外な事実がわかってきました。
海外で購入したスマホに対応している日本の電波のバンドは、
ソフトバンク回線 > NTTドコモ回線 > au回線
の順で、SIMが動作する可能性が高いそうです。
したがって、海外駐在員や海外留学をしたときに海外で購入したSIMフリーのスマートフォンを日本で使用したい人はソフトバンク回線かNTTドコモの回線を使用している業者を選びましょう。
例えば、楽天モバイルで申し込む場合、au回線とNTTドコモ回線を選択することができますが、間違ってもau回線を選択しないようにしてください!!NTTドコモ回線を選択!!!
au回線では、いくら正しくプロファイルを入れても、スマートフォンは全く電波をつかんでくれません。
また、私が経験した例のように最初はau回線でうまくつながったとしても、iOSのアップデートがあった場合に、スマートフォンのLTE (4G)が突然使えなくなる可能性があります。
アンドロイドのスマートフォンについても、このような問題があるかもしれませんが、iPhoneを使っている方は特に注意してください。
SIMが正常に動作しない場合は、クーリングオフができる
もし郵送で到着したSIMが4G(LTE)や5Gの電波をキャッチしない場合は、SIM到着後速かに(遅くても一週間以内には)返品、解約の手続きをしてください。
規約のどこかに「初期動作不良」に関する項目があるはずなので、しっかり規約や約款などで契約内容をチェックしてください。
解約返品できれば、金銭的には問題ありませんが、例えば海外から帰国したてて、すぐにでもSIMを入手したい状況である場合、かなりの時間ロスになります。
入手までに再度申し込みをし直するとWIFIのない環境でスマホが使えるようになるのに一週間以上掛かるでしょうから、日常生活に支障が出る可能性があります。
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