当サイトは、アフィリエイト・アドセンス広告を掲載しています。広告も掲載しているサイトだとご認識ください。

消費者庁が2023年10月1日から施行する景品表示法の規制対象(通称:ステマ規制)にならないよう配慮していますが、もし問題のある表現がありましたら、適宜記事内のコメント欄等からご連絡いただければ幸いです。

参考:景品表示法についての詳細はこちらをご参照ください

黒曜石(十勝石)の採集・採取できる場所と見つけ方、見分け方(北海道音更川での石拾い)

2024年1月8日

Contents


黒曜石(十勝石)の取れる場所と探し方、見分け方(北海道音更川での石拾い)

黒曜石って、聞いたことある方もそれなりにいると思いますが、どちらかと言うと小学生や中学生の方がよく知っている単語だと思います。

なぜならば、子供に大人気のゲームMinecraft(マインクラフト、通称マイクラ)の鉱石として出てくるからです。

Minecraftには、丸石や、鉄鉱石、ラピスラズリやエメラルド鉱石までありますけれども、マイクラの世界の中で最も硬い石が黒曜石です。

黒曜石は、ダイヤモンドのツルハシがないと壊すことができません。

あと黒曜石があると、ネザーゲートという別世界に行くゲートを作ることができます。

ですので、子供に黒曜石で知っている?って聞くと、ほとんどの男子小学生、中学生は知っているわけです、笑。

また、歴史の勉強でも黒曜石は出てきますね。

石器時代の原始人の人たちは、黒曜石の鎗を作り、狩りをしていました。

黒曜石は、石で割ることによって、包丁のように鋭い刃のようになります。黒曜石の硬さ(硬度)は5度くらいなので、歴史マニアのなかには黒曜石から矢じりや包丁を作りたいと考えている方もいるようです。

画像↓をクリックすると拡大して見れます。

黒曜石は、簡単に言うとガラスのような石なので、このような鋭い刃物や武器のようなものを作ることができるます。

以上のように、子供たちの間ではメジャーな石なので、人によっては、子供から「黒曜石を取りに行きたい」と言う要望が出ているかも知れませんね(笑)

今回は、黒曜石の取れる場所、採り方、見分け方について説明をしていきたいと思います。

ちなみに黒曜石の別名は十勝石(とかちいし)、英語ではobsidian(オブシディアン)と言います。

黒曜石の採取できる場所

まず、黒曜石はそんじょそこらにあるような石ではありません。
ちゃんと取れる場所が決まっています。

事前にインターネットで採取できる場所を確認してから、出かけるようにしてください。
あと場所によって、真っ黒くて輝いているきれいな黒曜石が取れるところもあれば、ちょっと茶色っぽい黒曜石が取れる場所もあります。

詳しくはこちらのサイトを参考にして欲しいのですが、日本で、黒くてとてもきれいな黒曜石を取るのであれば、やっぱり北海道だと思います。

では、北海道のどこで十勝石を拾うことができるのか?

北海道の音更川の河原で黒曜石が採れる

北海道の中で、綺麗な黒い黒曜石が取れる場所は音更川(おとふけがわ)です。

実は私も、北海道の音更川へ黒曜石を取りに行ったことがあります。

今回は、音更川で黒曜石が取れる場所と取り方のコツについて説明していきます。

音更川で黒曜石が取れる場所

音更川(おとふけがわ)は、北海道の中央部やや南のところにある帯広市の北部にある川です。

いわゆる十勝地方ですね。ですので、黒曜石のことは、別名十勝石とも呼ばれています。

ここの河原に行けば、黒曜石を取ることができます。

問題は黒曜石が音更川のどこで取れるかですが、私が実際に行って黒曜石を採取した場所を教えたいと思います。
帯広市街から北に6kmほどの場所、音幌橋の近くです。

音幌橋の近くになります。

航空地図で見ると、このようになっています。

実際の道路写真で見てみましょう。

札幌方面から行く場合の写真です。

セイコーマート音更店の250m手前にある元町の信号。この先が音更川です。

音幌橋の西部にあるセイコーマート音更店です。この先を東に向かって400mくらい走ると・・・

 

音幌橋です(西側から東側に向かって見ています)

音更川の河原への入口はこちらです。(橋を渡り切った東岸側になります)

音更川の河原に下りるとこんな感じです。

ここの河原であれば、車で河原近くまで行けますし、駐車スペースも河原にあるので、安心して黒曜石を取ることができると思います。

黒曜石を見つけるコツ

黒曜石の発見方法ですが、ある程度習熟と経験が必要です(笑)

見分け方がわかってくると、「あーこれだ!」と石を見ているだけで、黒曜石を発見できるようになります。


一方で見分け方はわかっていないと、その辺に落ちている普通の石と見分けがつきません。

見分け方ですけど、まず1番簡単な方法は、河原に落ちている石をひたすら眺めて、割れた黒曜石を探し出してください。

石が真っ二つに割れて、中から黒いガラスのようなものがあれば、それが黒曜石になります。

河原に落ちている黒曜石は、通常は川の石のような感じなので、真っ黒というわけではないんです。

黒曜石の周囲は、長年かけて流れ着いた時についた傷によって、色が変わってしまっています。

ですので、まずは割れた黒曜石を探し出し、それを見本(サンプル)として石の観察をしてください。
あと手を切るといけないので軍手は付けましょう!

黒曜石の特徴

黒曜石は、他の石と違って黒い点々がマダラっぽい感じになっており、ごましおというか、ごまおにぎりというか、ある種独特な雰囲気を醸し出しています。

やや白っぽい感じのものもあります。

これも黒曜石です!

これもそうです。ちょっと黒いのがサインですね。

これらは全部、黒曜石です。

ひっくり返すと、割れているものもあります。割れていると、分かりやすいです。

 

こんな感じのものは、確実に分かりますよね(笑)

こんな感じであることが分かってくると、川原の石を見ているうちに、多分500~1000個に1個くらいは黒曜石を発見できると思います。

クイズ以下の写真から、黒曜石を発見することができますか?

よく観察して、当ててみてください。

正解は下の方をご覧ください。

赤丸がついたところが、黒曜石です。

拡大

さらに拡大!

写真真ん中の割れている石が黒曜石です。
今回は、割れて黒くなっていたので、比較的分かりやすかったと思いますが、黒曜石が割れていない場合、最初は見つけるのに苦労すると思います。

当たっていましたか? (笑)

黒曜石は、雨の降っていない、河原の石が乾いている日に採りに行くこと

黒曜石を取りに行く場合、雨が降っていない日を選びましょう。
雨が降ってしまい、石が濡れてしまうと川の石が真っ黒になってしまうと、完全に見分けがつかなくなります(苦笑)

ですので、河原の石がよく乾いた晴れの日が1番お勧めです。

1点注意点としては、黒曜石はガラスと一緒なので、もし破れている黒曜石を拾った場合、指を切らないように気をつけてください。さっきも書きましたけど、軍手は付けましょう。

この黒曜石探しは、意外と面白くて、一度始めるとハマってしまい、あっという間に1時間とか2時間とか過ぎてしまいます(笑)

あとたまに、珍しい黒曜石が落ちていたりします。

珍しいというのは、真っ黒な黒曜石ではなく、鮮やかな紅色が購入している紅十勝(べにとかち)と言われている黒曜石です。

クリック↓すると紅十勝が拡大して見れます。

もし紅十勝を発見することができたら、ものすごくラッキーだと思います!

とても貴重な黒曜石だからです。

ちなみに紅十勝は、フリーマーケットとかで販売すれば、18センチ位の大きさのものを1つ10,000円で売ることができます(笑)

ぜひ、黒曜石探しを楽しんでみてください!(^^)


役に立ったと感じたら、ここをポチっとクリックして応援よろしくお願い致します