お得に癌(がん)を早期発見する方法
お得に癌(がん)を早期発見する方法
最近、芸能人が立て続けに癌でなくなりました。
今いくよさん、胃がんで亡くなり。67歳でした。
今井雅之さん、大腸がんでお亡くなり。なんと54歳でした。
今回はガンについてのお話と癌を早期発見するための検査を安くお得に行う方法についてお伝えしたいと思います。
Contents
日本人の癌について
癌は日本人の2人に1人がかかり、3人に1人ががんで亡くなる病気と言われていまして、癌で亡くなる日本人は1年間に約36万人(男性216,975例、女性147,897例)と言われています。
圧倒的に男性ががんで亡くなっています!特に40歳以上は危険です!
特に大腸がんは、日本人男性の11人に1人がかかるといわれる身近ながんでして、初期はほとんど症状が出ません。
大腸がんになると便に血がついたり便秘になったり、腹痛などの症状が出ますが、初期にはほとんど自覚症状がありません。肛門から遠い場所にできると、症状が表れづらいので発見された時には末期だったケースもあります。
大腸がんの進行度は、癌が大腸の壁に浸食している状態と、リンパ節や肝臓などほかの臓器の転移などから判断します。ステージIからIVまでの4段階があり、症状が出るのは、ステージII以降が多いです。
今井さんは2014年11月に病院で検査を受けたところ、ステージIVの大腸がんだと診断されたそうです。
ステージIVは末期がんの状態なので、これを克服して回復するには、かなりの幸運と努力が必要になります。
癌でお亡くなりになった方で印象が強く残っているのは、フジテレビアナウンサーだった逸見政孝さんです。なんと48歳で他界しています。原因は胃ガンでした。逸見さんの弟も、32歳で亡くなっており、やはり命を落とした原因は胃癌でした。
逸見さんの場合は、糖尿病を患っていた、仕事によるストレス等によって、喫煙者だった、癌になりやすい家系だった?等の要因が複合的に合わさり、癌が進行してしまったと思われます。
癌になるとなぜ生きられなくなるのか?
がんがある程度大きくなると、全身の細胞が必要とする栄養分を横取りすることになります。これを「悪液質」呼びまして、簡単にいえば栄養失調を起こす液です。 食物を摂取してもそれが栄養にならない状態に陥ります。
病気が進行していくと、骨と皮しかないぐらいに痩せ、顔の肉が落ち、ほほの骨が浮かび上がり、目はくぼみます。
なぜならば、全身の細胞に必要な栄養分を横取りので、臓器の機能が低下して、免疫力も落ちるためです。末期癌状態であれば、全身転移も起こしているので、それにより多臓器も機能不全に陥ります。
もちろん、起きていること、座っていることもできないようになり、寝たきりになるわけです。
筋力が衰えるので、寝返りもできず、ベッドの上で横になっているだけの状態になります。
強烈なガンの痛みも体験することになります。非常に辛いです(>_<;) 筋力はどんどん落ちていくので、水を飲もうとしても食道の筋力がないため水すら喉を通らない状態になります。 横隔膜の筋力すら落ちるため、呼吸も苦しくなります。 最後は息を吸っては数秒間休み、そしてまた呼吸を再開するような状態になります。無呼吸の時間が徐々に長くなって、最後には呼吸が止まって、生命活動が停止してしまうことになります。 苦しみながら、眠るように亡くなるわけです。
先進国の中で日本だけ、がんで亡くなっている人数が増加し続けている
米国で1年間にがんで亡くなる人は約58万人。日本人は約36万人。しかしながら人口10万人当たりで換算すると、日本人で亡くなった人の数は米国の約1.6倍にもなっています。
意外なことですが日本は先進国であるにもかかわらず、がんが原因で亡くなる人が増え続ける唯一の国になっているんです。
その理由は以下の通りです。
一番大きな要因は「高齢化」
他の先進国と比較して、日本では高齢化のスピードがものすごく速い。それが、がんで亡くなっている人が増えている一番大きな要因になっています。日本のがんで亡くなっている人の数は、団塊の世代が80代後半になる2030~2035年くらいまでは、増加し続けることになります。
食生活の変化
アメリカでは、栄養問題特別委員会を設置し、国民の栄養と病気の関係を徹底的に調査させましたことによって、「がんを減らすには食事の内容を変えなくてはいけない」ということが分かり、FDA(アメリカ食品医薬品局)や米国国立がん研究所が、がん予防に効果があると言われる食べ物の作用の研究を進めるようになりました。
そのプロジェクトの成果により、1992年以降、増え続けていたがんで亡くなっている人の数が減少に転じました。
一方日本人では、食生活の欧米化が進み、肉の摂取量は50年間で約10倍、脂肪分は約3倍にも増えました。逆に野菜や果物の消費量は減り、米国を下回っています。日本人は運動量も少ないですし、いまでは多くの米国人のほうが健康的な食生活を送っている状況です。
検診の受診率が驚くほど低い!
たとえば子宮頸がん検診の受診率は、日本では30~40%です。
一方、米国では84%。
検診で見つかるような早期がんは、9割以上が早期発見によって治癒できます。それが進行してから見つかれば、がんによって命を落とす人が増えてしまうわけです。
がんの治療法が間違っている
日本では、がんと診断されたらまず外科に行きます。それでほとんどの方は手術を選択します。
一方、欧米では、外科医と放射線科医、抗がん剤を専門とする腫瘍内科医の3者が、その患者にとって最善な治療法を選択するのが標準的な手順になっています。
日本での放射線治療の割合は約25%ですが、アメリカでは60%程度。日本は圧倒的に少ないです。
放射線治療とは、トモセラピー(ともせらぴー/TomoTherapy)、ガンマナイフなどの最先端放射線治療機器のことです。
放射線治療や抗がん剤治療は、通院で行えますが、日本では差額ベッド代がないと経営が成り立たないところも多いため、病院も経営のことを考えると手術をして、入院をしてもらうほうが嬉しいので、通院での放射治療を勧めたがらないのが原因なのかもしれません。
日本では、「手術ができてよかった」と思われがちですが、必ずしも、手術ができることが患者にとってベストな治療法というわけではないわけです。その治療によって命を縮め、がんで命を落とす人が増えているという可能性も否定できない状況です。
では、がんを予防するにはどうすれば良いのでしょうか?
がんを予防する方法
がんを予防するには、ストレスを溜めない、野菜を中心とした食生活、規則正しい生活をおくることが大切です。
国立がん研究センターがん予防・検診研究センターがまとめた「がんを防ぐための新12か条」によると、以下のことを推奨しています。
1.たばこは吸わない
2.他人のたばこの煙をできるだけ避ける
3.お酒はほどほどにする
4.バランスのとれた食生活を心がける
5.塩辛い食品は控えめにする
6.野菜や果物は豊富に食べる
7.適度に運動する
8.適切な体重維持を行う
9.ウイルスや細菌の感染予防(抵抗力、免疫力を高める生活をする)
10.定期的ながん検診を受ける
11.身体の異常に気がついたら、すぐに受診をする
12.正しいがん情報でがんを知る
日本の生活スタイル、特に仕事のやり方は非常にストレスが掛かるものです。日本企業の経営者は、従業員に優しい社風、勤務態勢を作って欲しいと思います。
がんの予防で一番大事な要素の1つが食べ物です。次に癌の発生を予防する食品について簡単に書いていきたいと思います。
最新情報!がんを予防する食べ物
色素が強い野菜
カボチャ、トマト、ニンジン、きのこ、キャベツ、なす、ピーマン、ブロッコリーなど野菜。1日350g以上摂取。
人参やトマト、ブロッコリーといった色素が強い野菜には、抗酸化作用があるため、癌予防にはかなり効果があると言われています。
ガン予防の最強野菜、ブロッコリー!
特にブロッコリーには、メチルメタンチオスルホネート(MMTS)と呼ばれる成分が含まれており、この成分には「ガンになりかけている細胞を元に戻す効果がある」と言われています。
またスルフォラファンと呼ばれる成分も含まれており、解毒酵素の働きを活性化させてくれます。
素晴らしい成分が豊富なブロッコリーですが、問題はこれらの成分は熱に弱いので、ブロッコリーを生で摂取する必要があります。生で摂るにはミキサーでジュースにするくらいしか思い浮かびません。
生で食べると、残留農薬の心配もありますよね。
でも、もう1つ方法があります。ブロッコリースプラウト(ブロッコリーの新芽)を食べ方法です。
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カイワレ大根みたいな感じなので、生でも容易に食べることができます!
栽培キットやブロッコリーの種を買って自分で育てることもできますし、自家栽培すれば残留農薬の心配もありません!
育てるのが面倒な方は、パウダーを購入して牛乳や水に溶かしたり、食べ物に混ぜたりして摂取することも可能です!
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ブロッコリースプラウト(ブロッコリーの新芽)はガンの発生を防ぐのに、一番お勧めな野菜です。
わかめ、こんぶ、めかぶなどの海藻
海草類のヌメヌメ、ネバネバがフコイダンと呼ばれる多糖類なのですが、この多糖類には、アレルギーの抑制、コレステロールを下げる作用、肝機能の改善、血圧上昇抑制などの効果がありますが、癌予防、抑制効果もあります。昆布から抽出したフコイダンをガン細胞の入ったシャーレに入れたら、72時間でガン細胞がほぼなくなったとの研究成果もあります。
いも、大根、ごま、きのこ
いもに含まれているビタミンC、食物繊維がガン予防に効果的でして、特に紫芋に含まれているアントシアニンには強力な抗酸化作用があります。
大根には、辛み成分の中にアリルイソチオシアネートという強力な抗酸化物質が含まれており、解毒作用を高めるので血栓ができるのを防いだり、ガンを予防したりする成分が含まれています。大根おろしは、ガン予防に効果があります。
ごまにも、セサミンという抗酸化物質が含まれており、ガン予防に効果があると言われています。ゴマはすりごまを食べた方が、効果的に吸収できるので、お勧めです。
きのこ類には、βグルカンという抗ガン剤にも匹敵するくらいの抗がん性があります。
柑橘類の果物
スイカ、オレンジ、グレープフルーツ、レモン、ゆず、ライム、シークワーサー、ミカンなどのかんきつ類の果物。1日100g。
柑橘類には、カロテノイドのβ-クリプトキサンチン、AUR(オーラプテン)、ナリンジン(ナリンギン)、ノビレチン、リモネン、ビタミンC、ヘスペリジン(ビタミンP)、フラボノイドのヘスペリジン、水溶性食物繊維ペクチン類が含まれており、これらは複合的にガン予防成分として作用します。がん予防のデパートです。
大豆食品
豆腐や納豆、味噌汁、豆乳、枝豆、グリーンピースなどの大豆食品には、イソフラボンが含まれており、ガン細胞の増殖を抑制します。イソフラボンは抗酸化成分としても有名です。
卵、乳製品、レバー、ししゃも
牛乳のカルシウムとビタミンDが大腸ガンや胃ガンを抑制すると考えられています。またししゃもには、ビタミンAやカルシウムが豊富に含まれており、レバーも同様にビタミンAが豊富です。
にんにく、緑茶
にんにくには、トップクラスの抗ガン作用がある食品です。にんにくに含まれているジアリルトリスルフィド(DATS)がガン細胞の増殖を抑えて、正常な細胞に戻し、ガン細胞を消滅させることができます。
にんにくオイル、ガーリックバターと言った油とニンニクを一緒に使うと非常に効果的です。
緑茶にはカテキン、茶ポリフェノールが含まれており、活性酸素消去作用、抗突然変異抑制作用があると言われています。日本で一番有名なお茶所、静岡県の中でも緑茶生産が一番盛んである中川根町は、胃がんを発症する男性の割合が全国平均の約5分の1という調査結果が出ています。
1つものに偏って食べるのは良くありません。バランスよく上記食品を定期的に摂取するのが大事です!
お得にできる!がんの早期発見のための胃カメラ、大腸カメラ
とにかく40歳を超えたら、年に1度は検査代金を自分の人生への必要経費と考えて癌検査を行いましょう!
癌検査で一番良いのは胃カメラ、大腸カメラといった内視鏡を入れることです。
お得にできる胃カメラ、大腸カメラを受ける裏ワザがありますので、こっそり教えたいと思います。
胃カメラや大腸カメラは定期健診としてではなく、「検査」として診てもらう
例えば「定期健診で胃カメラお願いします」とバカ正直に言うと、病院側は健康保険適用無しで処理するので、満額自己負担となります。
その費用は、だいたい1万5千円~2万円ほどです。
一方で、「何か胃の調子が悪いので、胃カメラお願いします」というと、健康保険適用になり30%負担で済みます。つまり、4500円~6000円ほどで済みます。
たったこれだけで、70%節約できることになります。
もちろん嘘をつくのはよくありませんので、虚偽申告をすることはお勧めしませんが、日常生活の中で年に1回くらいは胃の調子が悪いこともあると思います。
それを伝えて胃の内視鏡検査をお願いすれば良いのです。大腸カメラも同じです。
大腸カメラは医療保険+診断書で検査代金以上のおつりがくる!?
これは人から聞いたことなので、真偽のほどはよくご自身で確認してください。こんなこともあるんだな、と私も最初に聞いたときには驚きました!
民間の医療保険に入っている方も多いと思います。
そのような方は、大腸カメラ検査で定期健診を受けてから、医者に診断書を書いてもらい、その診断書を添えて加入している医療保険の保険会社に給付金申請すると、なんと検査代金以上の金額を受け取ることができるそうです。
例えば年間の保険代が3万円とします。
大腸内視鏡の検査が30%保険適用で7500円、診断書作成には1万円ほど掛かりますので、合計で17500円掛かる計算です。
しかしながら、診断書と申請書を添えて保険会社に送ると給付金として5万円ほど振り込まれるそうです。
つまり収入50,000円となるので、出費30,000円+17,500円=47,500円
年間の保険費用を差し引いても、約2,500円儲かる計算になります。
この内容については、恐らくどこにも保険の説明書には書いていないと思います。
なぜ健康診断みたいな検査で診断書さえ提出すれば、給付金が支払われるのかが不思議ですが、私の聞いた情報ではその方は某N生保で毎年申請しているそうです。
もしかすると保険の営業マンが特別に取り計らっているのかもしれません。
その方は、保険屋さんにその方法を教えてもらったらしく、「大腸カメラで検査すれば、診断書発行料金を入れても、それ以上に儲かってしまうので、オイシイ」と言っていました。
でもこの状態であれば、毎年、大腸内視鏡検査が無料でできることになります!
上記某N以外にもあるかどうかは分かりませんが、保険屋さんに相談すると気付かなかった情報を教えてくれるかもしれません。
民間の医療保険に、こんなお得な方法があるならば、加入しておくべきだと思います。
ちなみに通常のケースで言うと、大腸内視鏡検査をして直腸ポリープ等が見つかって、手術になった場合は、診断書さえ入手すれば給付金がもらえます。これなら誰もが納得してくれると思います。
とにかくみなさん、ストレスを溜めないようにして、食事に気をつけて生活してください!
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