財布に入るコイン型GPSって、どれ?どの商品?
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財布に入る小型GPSって、どこで買える?
財布の中にGPSを入れていたので、盗まれた財布を追跡して自力で発見したというニュースが報道されました。
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財布に入れた小型GPS(衛星利用測位システム)で御用-。兵庫県警生田署は9日、路上で泥酔していた男性(44)から財布を盗んだとして、窃盗の疑いで住所不定、無職の男(52)を逮捕した。
逮捕容疑は同日午前1時45分ごろ、神戸市中央区のコインパーキングで、酔って寝ていた男性のポケットから財布を盗んだ疑い。財布には現金3万7000円のほかクレジットカードなどが入っていた。
同署によると、男性は普段から紛失対策として財布にコイン型のGPSを入れていた。午前4時ごろに目を覚まして財布がないことに気づき、GPSで所在地を確認。同区内の個室ビデオ店を特定し、1部屋ずつ訪ねたところ、男の部屋に財布が置いてあるのを見つけたという。2人が口論になったため店員が通報した。男は容疑を認めているという。
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このニュースを見て、自分もコイン型GPSを財布の中に入れておけば安心だから、ぜひとも購入したいと思った人もいるでしょうし、一体どんな商品を財布の中に入れていたのかと気になっている方も多いと思います。
今回は、ものを紛失したり、盗まれたりした場合にGPS等で追跡できるコイン型やカード型のタグ製品について、説明していきたいと思います。
コイン型やカード型の遠隔で追跡できる商品は大きく2種類
財布やカバンの中に入れて、盗まれた時や紛失したときに探せる商品の種類には大きく2つのタイプがあります
Bluetooth型
スマートフォンとタグをBluetoothで接続するタイプのものです。
最大60メートル位の通信範囲があると言われていますが、実際は10メートルほどしかないみたいです。
ですので、主な使い方としては、家の中で置き忘れてしまったりとか、どこかに紛れてしまったものを探し出すときに使う感じだと思います。
Bluetooth型のタグは、安価で1万円以下で購入することができます。
安いものですと、3000円程度で購入できるので、一度、試しに使ってみても良いかもしれませんね。
今回ニュース報道であったものについては、もしかすると内容が違っていて、GPSでの追跡ではなく、Bluetoothでたまたま近くにいた犯人を追跡できた可能性がありますね。
例えば、ショッピングモールとかでスリにあって、財布をとられてしまった場合に、すぐにスマホのアプリを起動して確認をすれば、追跡可能なので、そのようなシチュエーションだった可能性があります。
このタイプで結構有名なのは、最近発売されたアップルエアタグ(Apple AirTag)ですね。
こちらのアップルタグは、iPhoneユーザしか使用できませんけどある一定の距離から離れたら、アラームを鳴らして教えてくれるので、結構便利と言う声が多いです。
さらに、かなりスタイリッシュな見た目なので、そういった面でも評価が高いですね。
電池交換ができるタイプと、できないタイプがありますのでご注意ください。
GPSタイプ
こちらはGPSで追跡できるタイプのタグです。
普通に考えたら分かるとと思いますけれども、1キロとか2キロ離れているモノを追跡しようとした場合、発信機の中にSIMカードが入って「通信」しないと、そもそも場所の特定はできないです。
GPSが搭載されているタグだったとしても、そのGPSをキャッチして連絡する通信機能がないと機能しないので、GPS搭載のコイン型やカード型のタグは、どうしても高くなります。
つまり、「本体の価格+ランニングコスト」がかかります。
安いものですとGPS本体を5000円位で購入することができますが、ランニングコストで毎月数百円から年間で数千円の使用料も支払う必要がある商品もあります。
例えば、このオートバイの盗難防止用GPS発信機は、SIMカードの使用料金が、1年間で4000円かかります。
このmixiの「みてねみまもりGPS」も、なぜかアマゾンの説明には、毎月のランニングコストのことがはっきりと書いていませんが、月額通信料は480円かかります。
mixi みてねみまもりGPS 2021年モデル(ブルー) 迷子防止の小型GPS ストラップ・充電ケーブル付き
この通信料の支払いにはクレジットカードが必要です。
あとバッテリーは、一塊の充電で最大1ヵ月稼働すると言うスペックですけど、1日3時間の移動で計算しているので、もし24時間動く前提で計算をすると、大体4日間弱位の電池の持続時間になります。
あと大きさも、厚みがあるのでコイン型というわけではありません。
ですので、GPS搭載型で、1万円以下の小型でコイン型の追跡装置で、ランニングコストがかからない商品は、2021年現在、まだ存在していないと考えた方が良いです。
お勧めの追跡可能なGPS搭載タグ
受信範囲が広いBluetoothタイプ
スマートタグには接続・受信範囲というものがあります。これは商品によって違うのですが、大まかには20〜60mほどです。これは日常生活や職場などで使うには十分な範囲になります。もし持ち物を有効範囲の外に忘れてきてしまったとしましょう。
以下の商品は、シリーズ最長の接続距離を備えた新モデル!(2018年 同モデル比 1.3倍)
Tileは探し物を「音」で見つけるスマートトラッカーです。
電池交換が可能のため、長く使用頂けます。
電池交換版 2個パック 探し物/スマホが見つかる 紛失防止 スマートスピーカー対応[Compatible with Alexa認定製品]【日本正規代理店品】
◆世界最小クラス
MAMORIO CARD(マモリオ・カード)カード型 紛失防止/忘れ物防止タグ 鍵や財布の紛失防止 キーファインダー トラッカー
商品によってはスマートフォンと最後に接続した場所の記録を調べられるので、探す手がかりになります。しかし、圏外になってしまうと探せなくなる可能性があるので注意することが必要です。探す範囲が広範囲になってしまった場合は、アプリで他のユーザーにも頼むことができます。
GPSタイプ
GPS機能が入っているものがあります。この機能を使うには、各社が出している専用のアプリをダウンロードする必要がありますが、これにより持ち物を失くした場所と時間を調べられます。
GPSタイプは、やっぱり高いです!
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数千円程度のBluetooth型追跡機能がある発信機で、離れたところにあるものを発見できるという商品説明をたまに見かけますけれども、嘘というか、消費者を勘違いさせるような内容で書いているケースも多いので注意してください。
万が一財布を落としたときに備えて、わざわざGPS型の契約をして、ランニングコストをかけるよりも、財布に紐をつけておいたほうが早いのではないでしょうか(笑)
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